プレミアリーグとは?初心者向けガイド【2026年版】
プレミアリーグとは?初心者向けガイド【2026年版】
この記事はこんな人向け:プレミアリーグという言葉はよく聞くけれど何かよくわからない方、子供がサッカーを始めてイングランドのリーグに興味を持った保護者の方、三笘選手をきっかけに観始めた方。
「サッカーは知っているけれど、プレミアリーグって何だろう?」そんな疑問を持ったことはありませんか?ニュースやSNSで頻繁に目にする「プレミアリーグ」という言葉。実は、これはイングランド(イギリス)の最高峰サッカーリーグの名称です。
プレミアリーグが世界中で愛されている理由はたくさんあります。スタジアムを埋め尽くす熱狂的なサポーター、毎週末のように起きるドラマチックな逆転劇、世界中から集まったスター選手たちの競演。そして何より、試合展開の速さとフィジカルの激しさがほかのリーグにはない迫力を生み出しています。日本からも三笘薫選手や遠藤航選手などが活躍してきたことで、近年日本でも急速に注目が高まっています(※各選手の最新動向はニュースサイト等でご確認ください)。
このガイドでは、サッカーをほとんど見たことがない方でも安心して読めるよう、プレミアリーグの基本から見どころ、視聴方法まで丁寧に解説します。ぜひ最後まで読んで、今週末の観戦デビューに役立ててください。
---
プレミアリーグとは何か?
リーグの基本的な仕組み
プレミアリーグとは、イングランドで行われるプロサッカーの最上位リーグです。1992年に創設され、現在は20チームが参加しています。リーグ(League)とは「同じルールで順位を競うトーナメントではない競技形式」のことで、全チームが互いに戦い、最終的な勝ち点の合計で順位を決めます。
勝ち点の仕組みはシンプルです。勝つと3点、引き分けると1点、負けると0点が加算されます。つまり1勝1敗よりも、2引き分けのほうが勝ち点が多くなります(3点 vs 2点)。この仕組みが、試合終盤まで絶対に諦めないプレーを生み出し、劇的な展開につながっています。
同じ勝ち点のチームが並んだ場合は、「得失点差」(得点から失点を引いた数)が大きいほうが上位になります。たとえば10勝5分5敗(勝ち点35)のチームが複数あった場合、より多くの得点を取り、より少ない失点に抑えてきたチームが上位に来るというわけです。
シーズンの流れ
プレミアリーグのシーズンは毎年8月に開幕し、翌年5月に閉幕します。20チームがそれぞれ他の19チームとホーム(自分たちのスタジアム)とアウェイ(相手のスタジアム)で1回ずつ戦うため、1チームあたり全38試合を戦います。週に1〜2試合のペースで試合が行われるため、約9ヶ月間にわたってほぼ毎週末に試合があります。
シーズン中にはリーグ戦以外にも、国内カップ戦(FAカップ・リーグカップ)や、ヨーロッパの国際大会(UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグ)も並行して行われます。強豪チームの選手たちは、週に2〜3試合こなすこともあり、その過密スケジュールはプレミアリーグの厳しさを象徴しています。
---
プレミアリーグの20チーム
ビッグ6とは?
プレミアリーグには20チームが参加していますが、中でも特に資金力・人気・実績を誇る6チームを「ビッグ6」と呼びます。マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、チェルシー、トッテナム・ホットスパーの6チームです。
マンチェスター・シティはここ10年ほどで圧倒的な強さを誇り、リーグ優勝を何度も果たしてきました。潤沢な資金で世界トップクラスの選手を集め、緻密な戦術サッカーを展開します。リバプールは激しいプレッシャーをかけるアグレッシブなサッカーで知られ、スタジアムの雰囲気(アンフィールドの歓声)は世界随一とも言われます。
アーセナルはロンドンを本拠地とし、テクニカルなパスサッカーが持ち味。近年は若い選手を中心に再建が進み、優勝争いの常連に返り咲いています。チェルシーもロンドンのクラブで、過去には大金をかけた選手補強でヨーロッパ制覇を経験。トッテナムは「スパーズ」の愛称で親しまれ、ハリー・ケインなど元エースが生んだ黄金時代の記憶が今もファンを熱くさせています。
このビッグ6同士の対戦は特に「ビッグマッチ」と呼ばれ、世界中のファンが注目します。
昇降格の仕組み
プレミアリーグの特徴のひとつが「昇降格制度」です。シーズン終了時、順位表の下位3チームはプレミアリーグから降格し、下のカテゴリである「チャンピオンシップ(2部リーグ)」に移ります。逆に、チャンピオンシップで上位になったチームはプレミアリーグに昇格してきます。
この制度があるため、弱いチームほど毎試合必死に戦います。最終節まで「残留争い」と「昇格争い」の両方が繰り広げられるため、下位の試合にもドラマが絶えません。1部・2部・3部・4部と続くイングランドのリーグはピラミッド構造になっており、理論上はアマチュアチームでも勝ち続ければプレミアリーグに上がれるロマンある仕組みです。
---
プレミアリーグの見どころ
有名選手たち
プレミアリーグには世界中の超一流選手が集まります。エルリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)は規格外の得点力を持つノルウェー人ストライカーで、1シーズンに50ゴール以上を叩き出したこともあります。モハメド・サラー(リバプール)はエジプト出身のウインガーで、鋭いドリブルと正確なシュートでリバプールのエースとして君臨し続けています。
また、若い世代からも次々とスターが生まれています。ブカヨ・サカ(アーセナル)はイングランド代表の主力として急成長し、将来のバロンドール候補とも言われています。このように各チームに個性豊かなスター選手がいることが、プレミアリーグを毎週見逃せないエンターテインメントにしています。
世界最高峰と言われる理由
プレミアリーグが「世界最高峰のリーグ」と呼ばれる理由はいくつかあります。まず、資金力の圧倒的な大きさです。テレビ放映権料やスポンサー収入が巨大なため、20チームすべてが世界的な選手を獲得できる予算を持っています。スペインのリーガ・エスパニョーラやドイツのブンデスリーガと比較しても、プレミアリーグは資金が下位クラブまで行き渡りやすい構造です。
次に、フィジカルとスピードの高さ。プレミアリーグはほかのリーグに比べてボールを失ったあとの切り替えが速く、体のぶつかり合いも激しい傾向があります。この「タフさ」が試合を見ている人にダイレクトに伝わり、興奮を生み出します。さらにスタジアムの観客動員率は世界トップクラスで、ほぼ満員のスタジアムで繰り広げられる試合は雰囲気だけでも圧倒されます。
プレミアリーグの順位の仕組みや、チーム別の特徴についてはサイト内の別記事でも詳しく解説しています。
---
日本人選手の活躍
三笘薫・遠藤航など
プレミアリーグへの日本人の関心を一気に高めたのが、三笘薫選手と遠藤航選手の活躍です。
三笘薫選手はブライトン&ホーヴ・アルビオンに所属し、独特のドリブルとゴール前での鋭い動きでプレミアリーグを席巻しました。特に「三笘の1ミリ」と称されたゴールライン上でのアシスト(カタールW杯でのもの)は日本全国に衝撃を与え、彼のプレースタイルに注目する人が急増しました。プレミアリーグでも同様の驚異的なプレーを何度も見せ、欧州の強豪クラブからも注目される選手になっています。三笘薫選手の詳しいプレー分析は別記事で解説しています。
遠藤航選手はリバプールに移籍し、ボランチ(守備的ミッドフィルダー)として活躍しました。ボランチとは、守備と攻撃の橋渡しをするポジションのことです。日本代表のキャプテンとして安定感抜群のプレーを見せる遠藤選手が、世界最高峰のクラブ・リバプールでプレーしたことは、日本サッカー界にとって歴史的な出来事でした。
このように日本人選手がプレミアリーグで存在感を示したことで、日本でのプレミアリーグ人気はかつてないほど高まっています。
---
プレミアリーグの視聴方法
日本でプレミアリーグを観戦するには、いくつかの方法があります。
最も多くの試合を見られるのはDAZN(ダゾーン)です。DAZNはスポーツ専門の動画配信サービスで、プレミアリーグをはじめさまざまなスポーツをライブで視聴できます。月額料金がかかりますが、スマートフォン・タブレット・テレビと多くのデバイスで視聴できる利便性があります。
ABEMA(アベマ)も一部の試合を無料で放送することがあります。とくにビッグマッチや日本人選手が活躍する試合は注目度が高く、無料枠で放送されることもあるため、まず試しに見てみたいという方にはおすすめです。
また、スカパー!などの有料衛星放送でも視聴できる場合があります。テレビで大画面にこだわりたい方はこちらも選択肢に入ります。視聴環境や予算に合わせて最適なサービスを選んでみてください。
---
まとめ
プレミアリーグはイングランドの最高峰サッカーリーグで、20チームが8月から翌5月にかけて38試合を戦い、勝ち点で順位を競います。ビッグ6と呼ばれる強豪クラブを中心に世界中のスター選手が集まり、フィジカルとスピードあふれる試合が毎週末繰り広げられます。昇降格制度があるため最下位争いまで目が離せず、シーズンを通して飽きのこないドラマが続きます。
三笘薫選手や遠藤航選手の活躍によって、日本人にとってプレミアリーグはより身近なものになりました。DAZNやABEMAで手軽に視聴できる環境も整っています。まずは気になるチームや選手を一人見つけて、週末の試合を観戦してみてください。きっとプレミアリーグの虜になるはずです。